第2回ひげらじ-2010年4月9日（金）開催

第2回ひげらじ【第二部】

テキスト製作者：Azuraeruさん

2人ともハイテンションで始まる

七：というわけで第二部ですけれども、オナミ漫画をざっくりじっくりまったり掘り下げていこうかなと思いますよ！
水：(　´З｀)＝３ ｹﾞｯﾌﾟ(コーラ飲んでる)
七：よろしくお願いしますよ。オナミドリのiPodってわけで。これがタイトルと言うことで。
水：そうですね、個人的には「オナミドリのiPod」か「オナミのiPod」にしてるわけなんですけど、どうやら「姉のiPodが手元にあるわけだが」の方が若干検索される回数が多いんじゃないかな、と思ってます。
七：これは「姉のiPodが手元にあるわけだが」の方が元々のスレタイですよね？
水：なんですけど、長いしわかりづれぇなと思って「オナミドリのiPod」にしたかったんですよね。スレの名前も、「オナミとメガネのiPod」ってスレで進んでたんで、まぁ「オナミのiPod」かなと思ってやってたんですけど、まぁ「姉のiPodが手元にあるわけだが」の方が検索数多いっていう。
あと、痴漢男も実際「痴漢男」で最初「痴漢に間違われたんだが」みたいな感じで書かれてたんですけど、だんだん「痴漢男」だけで通るようになっていったんでそれを少し意識したんですが。
七：あの漫画版のタイトルみたいな感じですね。
水：認知度低いけど…。
七：まぁこれから認知されていけばいいんじゃないですかね。サイトトップにもあまり書かれていませんし。
水：最初ね。ロゴ作ろうと思ったんですけど。「めんどくせぇ」って感じでね。
七：あーｗｗまぁページのタイトルにはちゃんと書かれてるんですけどね。
水：サイトも「オナミドリのiPod」で登録してあるんですけど、ロゴ作ろう作ろうと思ってまぁ…2年近くたちましたねｗ今年の6月で2年経つんですけど。
七：じゃぁ早速ね、本編の方に行ってみたいと思うんですけど
水：え…いっちゃうの…もういっちゃうの…
七：えぇ行っちゃいます。もうばーしばしいっちゃいます。ちょうどね、第1部が終わって第2部に突入したところで今終わってるんですけど。
第1部の大きなテーマとして、オナミの見た目だとか心境だとかってのが大きく変わる心理描写とかがかれてるところだと思うんですが、その辺はどうなんでしょうか？
水：第1部は第9話第10話をオチにしたつもりで書いてまして。第1話第2話で姉と妹のiPodにイタズラして、第3話でメガネさんを好きになるっていうのが導入部分で。それでメガネさんを好きになってしまったためについてしまった嘘っていうのがあって、それを謝って告白するっていうのを1つのテーマにしてましたね。
七：なるほど。
水：メガネさんを好きになるっていうのが第1部のテーマだったんですね。
七：メガネさんを好きになるっていうよりも恋をすることによって変わる。
水：そうですね。変化してく心理描写ってのもあるんですけど、2chのスレの特徴っていうか見た目とかを変えていくのもあるんですが、 それからそれまでちょっとヒキニートだったっていうのが外に出るようになって人と知り合ってくっていうのを書いてますね。
七：そうですね。
水：それでメガネさんを好きになって、一緒にいられる存在になるためにヒキニートをやめる。バイトを始めるっていうのがテーマとしてありますよね。
七：なるほどね。ひとりの人間が巣立っていくっていうのが書かれているわけですね。
水：第1部以外でも言えることなんですが、主人公のオナミの成長の記録でもあるわけなんで。ひとりのただの恋愛ものではないので。第1部ではメガネさんを好きになった事によって見た目も変わって、メガネさんという存在を好きになったから前向きになろうっていうのがテーマでしたね。
七：結構こう人間臭さ的なところもオナミの魅力だと思うんですよね。
水：そうですね。僕もやっぱ人間ドラマが好きで映画とか漫画にしても。なんでそういうところがちゃんと描けたらなって思うんですね。
七：それで第一話なんですけど！ここ実は書きなおしてますよね？
水：一番最初のページは書き直したというか、ページを…紛失してしまいまして…
七：ｗｗ
水：それで僕のサイトっていうのが過去2回消えてるんですね。
七：消えてますね。
水：サーバーが落ちて…。第1話なんですが、これ上げたのがちょうど2年前で、このときがパソコンを持って無い時期で。それで漫画書きますって言ったんですけど、パソコンが壊れてしまって漫画書いてもアップできないってことで実家でスキャナーを買って、実家のパソコンでスキャンして、更新したんです。
そのまま元のファイルを実家のパソコンに置いてあったんで突然サイトが消えてしまって。第2話以降は新しいパソコンに残ってたんですけど、第1話は僕の持ってるパソコンには丸々なかったんで再アップできねぇじゃんってなって。最初の5pを書き直したら、ありがたい事に保存していてくださった方がページが無いって事を知ってアップしてくれたんで、最初の5pだけ書き直したものをそのまま使ってます。
七：なるほどね。
水：まぁ一応そのページに前のバージョンのも見れるようにしてるんですけど、この導入部分が結構わかりづらいという意見が多かったので、第1話の冒頭に関しては書き直したのを載せるようにしています。
七：旧式ってのが置いてありますよね。なるほど。それでここの、姉がiPodを渡していたずらするっていう、このオナミの悪そうな顔がね何度見てもよく描けてるなぁって思うわけですよ。
水：まぁこのころは相当病んでる時期なんでｗこういう悪い顔もいいかななんてwまぁこの辺は超糞スレなんでｗ
七：その辺を意識したんですかｗ
水：そうですねｗ
七：でね。第一話のところでネタをちょこちょこ入れてるんですけど、第1部で多いのって何が多いんですかね？
水：みなみけに関してはですね。これはスレに使われてるAAがあるんですけど、それをそのまま絵にしたんですね。センスが凄く良かったので。それで実際に長女のキャラがそのまま漫画で使われてるんで、みなみけのキャラが多いですね。
また？ってのを防ぐために2回は出さないようにしてるんで多く感じるんですね。でも、みのる（古谷実）に関しては第2部で使ったんですけど、他の人がやってたんでちょっとまねしたんですけど。
七：みのるは好きなんですか？
水：結構好きなんで模写してますね。グリーン・ヒルとか。
七：んで、第2話なんですけど、ここ結構難しかったと思うんですよね。
水：日記をそのままやってるんでどうしても文字が多くなっちゃってますね。絵にすると難しいですし。大変でした。
七：あざといのぅ…。
水：おぬしも悪よのぅ…。
七：結構スレでは次女人気あると思うんですけど、その強気なキャラが泣くっていうのも結構印象的なシーンだと思うんですけど。
水：これもスレでは笑って許してくれるって思ってたのがそういう結果だったので、これがまた転機になってる感じです。
七：相当気合はいってる感じが伝わってくるんですけど。
水：作画崩れてますけどねｗ
七：次女が一番安定してないって聞くんですけど本当ですか？
水：どうなんでしょ。最近書いてないからなぁ。
七：出番がｗ
水：導入部分でキーパーソンなんですけどそこ以外出てこないんでｗ
七：まぁ全編とおして次女はキーパーソンなんですよね。
水：そうですね。オナミとメガネさんをくっつける役なんで。
七：なるほどね。その後日記を買うために外に出るんですよね。その時「そいや高校の時らぶひな読んでたっけ」って、ここで回想シーンが出てくるんですけど。ここのオナミって結構リア充っぽくね？って思うんですけど。
水：ここはまぁ高校のときなんですけど、鬼太郎カットだと校則違反になるかなって思ったんで少し長めくらいでって思ったんですね。
七：僕はここ結構好きなんですよね。この感じが。
水：実はオナミ女の子に1度誘われたって話があったんで、そこまでダサすぎてもなって思って。
七：それでメガネとスイーツに合うんですけどスイーツはこの後出てくるんですか？
水：うーんと…1回出てくるかもしれませんね。
七：ちなみにこの元ネタっていうのはあるんですか？
水：エビちゃんですねｗスイーツの代表といえばね。
七：なるほどね。
水：全然似てないですけどねｗ
七：ここから徐々にメガネのキャラクターが浮き彫りになりつつもちょっと気になる存在になるわけでして、ここで一回途切れてそれで4話のオナミがオナミになった由来が語られるわけなんですけど。ここって結構シモネタだと思うんですけどここらへんはｗ
水：メールのシーンなんですけどまた文字が多いのは許してくださいｗ
七：オナミはここは実際事細かに報告してくれたの？
水：ほとんど拾ってますね。面白い物だけを。
七：オナミドリがね、結構可愛いんですけど、これは元ネタあるんですか？
水：いや、ないですね。鳥書こうと思って書きました。昔から動物の絵ばっか書いてたんで割と見ないでも鳥くらいならかけます。
七：その後のページで、次女のサービスカット（パンチラ）があるんですけど、ここって結構反響とかは？ｗ
水：ここは実際にスレの報告で見えてたってのがあったんで、見えてるように書きました。
七：丸　見　え　で　す　よ　ね　ｗ　ここらへんがまた次女のいいところなのかもしれないですね。確かにこの話自体が文字多いんですけどね。
水：ここだけは少ないんですよね。それでこの2人を絵にするのが結構書きやすかったんですよね。それでスレのやり取りを絵にするのが非常に難しかったので文字を詰め込みすぎてしまったっていう思い出がありますね。このころはまだメガネが全然出てこないんで、出てきてもメールのやり取りでそれがまた長いんでやたらオナミがメールしてる絵がくどいし、めんどくさかったので。そんな感じですね。
七：なるほど。この後、姉様が軍師として登場するわけですけれども、デフォルメした感じの絵の元ネタはなんでしょう？
水：それはですね。車輪の国シリーズっていうねエロゲがあるわけですよ。
七：エロゲですかｗ
水：これが2chとかで勧められてて、全然エロシーンはあるんですけど、それよりも話がやたら面白かったんで。むしろ、ストーリーシーンよりエロシーン飛ばしてやってたくらいなんで、僕は。その中の一言なんですけど車輪の国で使われてる曲からとってます。
七：そっから来てるんですね。なるほど。
水：マイナーすぎてだれも知らないんでｗ
七：ちなみに僕わかんなかったですｗ　でね、第5話でいよいよ出陣するための軍師を得て出陣するところなんですが、ここはスレで報告はあったんですか？
水：ありましたね。長女が実際に長女が履いてるジーパン持ってきたりだとかタケオキクチのジャケットを買ってきたりだとか、ユニクロのヒートテックを買ってきてくれたりだとか。まぁ洋服一式揃えてくれたんですよ。
七：カッコいいっすね。めっちゃ男前っすね。
水：そこが、長女の軍師っぷりがパネェっていうシーンですね。まだまだなんですけど。
七：で、実際ね水彩さん自体おしゃれさんなんで。
水：違うよｗ
七：僕の中ではオシャレさんっていう位置づけなんでｗ　一応オナミの全身画があるんですけど、これは？
水：一応報告どおりに書いてみたらこうなりましたっていう。
七：水彩さんの漫画って服に結構気を使ってる感じなんですけど、その辺は？
水：使ってるのがシャーペンとかなんであんまり背景が書き込めないなって思ってて。それが課題なんですけど。ただ、服くらいだったら結構書き込めるんで服は書きこむようにしてますね。これFF9で結構キャラクターはデフォルメされてるんですけど、洋服とか武器とかがすごく細かく書き込まれているのが印象的だったので。
実際にゲームデザイナーの人のインタビュー記事見てると、デティールは細かくやればやるほどいいみたいな感じだったので。絵を書くときにはデフォルメするんですけどそれ以外の細部は書き込んでますね。
七：ここは見習いたいですね。負けてらんねぇっていうね。
水：顔だけはかけるんですけどね…顔だけは…なんでしょｗ
七：それでね、ここでマガレが登場するわけなんですけど、マガレはオナミにとってどういう存在なんでしょ？
水：これ以降読んでもらうと出てくるんですけど、お兄ちゃん的な存在になってくるんですよね。スレの安価でお兄ちゃんって呼ぼうぜってなって、実際に呼ぶんですけど。血はつながってないけど「お兄ちゃん」になってくるんで、そのへんもこの登場シーンから意識してましたね。
七：イケメンですよね☆
水：ま、イケメンですね。あの保坂と古泉を足して2で割ったような感じ。
七：まさに小野大輔（声優）。あ、わかんないですねｗ　この後髪切ってもらって、散歩行ってくるシーンが有るんですけど、メールしながらポツーンとしてるところの心理描写とか意識してるのは？
水：なんかあったはずなんだけど思い出せないですねｗ　含みを持たせたシーンにはなってるわけですね。
七：そしてね、第6話から唐突にゲイナーが出てくるわけですが。ここらへんからちょっと漫画の描き方変わってますよね？
水：そうですねここらへんからスレとのやりとりはね。
七：リアルを浮き彫りにしてって感じがするんですけど。
水：第5話まで下手くそだって言われてたんで、ここから書いてやろうじゃんって思ってきたんで、ここから自分も始まった感じですね。このころから作画に時間かけ始めましたし。単純に書き込みの量とか構図とかも何回も決め直してますね。
七：クオリティ重視になったって感じですね。このへんもオナミの大きな転機だったと思うんですよ。この辺のオナミは何かが吹っ切れたように見えるんですよね。
水：でもここでは、嘘を重ねて行く罪悪感っていうのがひとつの心境なので…まぁ何に吹っ切れたんでしょうかね…？
七：ヒキコモリの部分が吹っ切れたっていうのはよくわかるところですよね。でもそこで言われるのが元彼の話だったんですよね。
水：ここは起伏が激しかったので、その話をおっきなオチにしましたね。
七：この辺がすごく今までと違う見せ方になってるからwktkが止まらない感じで。
水：スレを見てて思ったのはオナミの心境や仕草がすごく切ないので、そこを表現したかったなっていうのはね。
七：なるほど。次女からいわれまくって第7話から絶望に落ちるわけなんですけどね。で、8話でマガレのかっこよさがｗ
水：まぁカッコいいですからねｗ
七：で、ここで長女のオナミを大切に思う気持ちがねなんかこの辺の姉弟愛っていうのがいいなっていう感じですね。
で、一番聞きたいのが、第9話のキラと出会う部分とかあるんですけど、その後大学に行って帰り道のカラーのシーンが凄く印象的なんですけど、ここの意図してる部分だとか、なぜカラーにしたのかっていうのが気になるんですけど。
水：あとのスレでもあるんですけど、元々ヒキニートで真っ暗な生活だったのが、メガネさんを好きになったことによって嘘をついてしまった自分にですら優しくしてくれたことによって、彼の世界観が変わってしまったというか色づいたというのを意識してカラーにしたんですね。だからその時のオナミは青いんですね。色を取り戻したってのを表現したかったんですね。
七：ここがね、すごく見てて暖かくなるというかね。スゴク良くできてると思うわけですよ。それでここから、嘘で固めた自分とかが溶けて良く感じの描写だと思うんですけど。ここから変わっていくわけですよね。
水：変わっていく中で、メガネさんについていた嘘が晴れることによって、目まで変わっていけるっていうのも書いてますね。
七：オナミって可愛いですからねｗ
水：まぁねｗ
七：オナミの顔っていうのもすごく柔らかいんですよ。
水：確かに極力柔らかく書くようにしましたね。
七：そしてこの10話でパヤオが出てくるわけなんですけど、僕このパヤオ大好きなんですよｗ　ほんとにまんまじゃんっていうｗ　これホントよく書き込んでますよねｗ
水：ひとりだけ書き込みの量が違うっていうｗ
七：キャラがいいですよね。オカリナｗ　またこの辺のツヤベタも綺麗に書かれているわけですけども。また綺麗すぎてコンチクチョーなんですけど。結構ね、メガネっていうとFカップなんですけど、この辺はおしり？
水：この辺はおしり書きたかったんでしょうね。
七：それでこの第11話のシンメトリーとなるわけですけど、この月を見ながら歌っているわけですけど。
水：歌を歌っているっていうのは原作にはないんですけど、ここを単純に絵にしちゃったらつまらないからってことでこういうふうにしました。無駄にロマンチックにしたかっただけというかｗ
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七：というわけで第1部を終えるということでね。ちなみにこれからの展開といえば？
水：メガネ、ヴィルヘルミナとオナミこの3人が第2部では活躍してくれるんじゃないかなと思って。
七：そんなわけでオナミ漫画。今後もwktkな展開が待っているということで。

第3部に続く。

第一部-第三部

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